「同棲早くない?」って聞かれる。正直わたしも思った。
マッチしたのは去年の4月、同棲始めたのが今年の1月。九ヶ月。でも振り返るとこれでも遅いくらいで、もっと早くてもよかった気もする。サクラ、24歳、デザイナー、東京在住。記録として置いとく。
4月:マッチした夜
高円寺の居酒屋帰り、帰りの電車でアプリ開いた。だるくて右スワイプ適当。彼のプロフィールは写真が三枚、どれも顔半分しか写ってない。自己紹介は「中野で一人暮らし、下北のレコ屋に毎週います」みたいな短いやつ。
マッチして五分で彼からDM。「高円寺帰り?アジアンズのシーフードってまだある?」最初のメッセージがそれ。飯屋の話から始めるの好感度高かった。
初デート:下北沢のコーヒー
三週間チャットしてから会った。中目黒とか表参道じゃなくて、わたしが「下北行きたい」って言ったらすぐ合わせてくれた。
Little Nap Coffeeで一杯、そのあと本屋とレコ屋を二時間歩いて、夜は餃子屋さんで餃子。予算たぶん三千円。シンプルすぎて逆に良かった。お洒落レストラン連れて行く男よりずっと好きだった。
5月:毎週末会う
付き合う話は出してなかったけど、毎週どっちかの家の近所で会ってた。彼は中野、わたしは池袋。中間の高円寺か新宿が合流ポイント。
二回目のデートで彼のアパートに行った。1K、本と植物と黒いギター。服はユニクロだけ。生活感あるのが落ち着いた。
6月:付き合う話
わたしから「これ、付き合ってるってことでいいの?」って聞いた。彼は「いやずっとそう思ってた」って言って、そこから正式に付き合ってることになった。
告白イベントなし。サプライズもなし。でもこの淡々さが我々にはちょうど良かった。
7月:フェスで確信
サマソニ行った。一緒に四日間過ごして、お互いのダメな面を見た。
- 彼は朝弱すぎて一回フェス遅刻した。
- わたしは酔うと泣く。
- 二人ともギリギリまで帰り支度しない。
一緒に過ごせるって確信したのはここ。
9月:家賃の話
一緒に帰る帰り道で、彼が「俺の家賃10万、きつい。サクラのとこも10万でしょ、二人で14万の2DK借りるほうが安くない?」って言った。
冷静な提案で震えた。ロマンチックじゃないけど、正直この計算ができる人が一番信頼できる。
11月:物件探し
下北沢の駅から徒歩10分の2DK、家賃13万8千円。古い建物だけど広い。二人で半分ずつ、各自6万9千円。
内見は五件見て、一番古くて一番雰囲気あるとこにした。
1月:同棲スタート
1月5日、鍵を受け取った。家具は二人の持ち物を合体。ソファだけ新しく買った。IKEAで二万八千円。
最初の一週間、お互いの生活音にびっくりしてた。彼は朝シャワー派、わたしは夜シャワー派。これだけで冷蔵庫の前でぶつかる頻度が違う。
今思うこと
- アプリで出会ったことは誰にも隠してない。普通。
- 三週間チャットしてから会ったの、正解だった。会う前に空気感がわかった。
- 同棲は家賃で決めて良い。愛だけじゃ家は借りられない。
- 完璧な人を探すんじゃなくて、一緒に散らかせる人を探すといい。
これから
結婚の話はまだ。でも同棲半年目でお互いの親に一回ずつ会う予定。焦ってない、でも前進してる。
アプリから同棲まで九ヶ月。早い人も遅い人もいる。わたしのペースはこれだった。読んでる人のペースはまた違う。それで全然いい。